鞍馬線は、今から90年前の1928年12月1日に当時の
鞍馬電気鉄道によって山端(やまばな)駅(現:宝ケ
池駅)~市原駅間が開通しました。
その翌年、1929年10月20日に市原駅~仮設の鞍馬駅
まで開通、同年12月20日に現在の場所の鞍馬駅まで
開通し、今日の姿となりました。
それから90年を迎えることを記念して、「鞍馬線
90周年ロゴマーク」を制定して広く周知するほか、
2019年12月までの約1年間、さまざまなイベントや
取り組みを実施していく予定です。
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800系車両に記念ヘッドマークを掲出して運行します
800系車両3編成に、鞍馬線開通90周年記念ヘッドマークを取り付けて運行します。 -
展望列車「きらら」に記念ステッカー貼り付けて運行します
展望列車「きらら」に、鞍馬線開通90周年ロゴマークをデザインしたステッカーを貼り付けて運行します。 -
鞍馬駅で写真展を開催します
鞍馬駅待合室の特設コーナーにおいて、90年のあゆみを貴重な写真でご紹介します。 -
鞍馬線開通90周年記念ハイキングを開催します【終了しました】
鞍馬線開通90周年を記念した「えいでんハイク」「スポニチファミリーハイク」を開催します。 -
「青もみじきらら」を運行します
展望列車「きらら」の1編成を青もみじをイメージした塗装で運行します。 -
川島織物セルコンと連携した取り組みを行います(PDF)
市原駅および現在運行中の「青もみじきらら」の車内に川島織物セルコン製の織物を展示し、沿線の魅力を発信します。 -
鞍馬駅前のモニュメント“大天狗”をリニューアルします
鞍馬へ訪れる皆様を駅前でお迎えしている“大天狗”のモニュメントを今秋リニューアルします。 -
鞍馬線全線入場券セットを発売します(PDF)
鞍馬線全線が開通して90周年を迎えることを記念して「鞍馬線全線入場券セット」を発売します。
鞍馬電気鉄道時代
1928昭和3年
- 12月
- 鞍馬電気鉄道株式会社により山端(現:宝ケ池)駅~市原駅間開通(デナ21形121~124号車の4両で運行開始)
1929昭和4年
- 10月
- 市原駅~鞍馬仮駅間開通
- 12月
- 鞍馬仮駅~鞍馬駅間開通、鞍馬仮駅廃止
1930昭和5年
- 2月
- 電車線を架空複線式から架空単線式に変更
1935昭和10年
- 6月
- 鴨川水害により全線不通
- 7月
- 鴨川水害の被害により運休していた区間がすべて復旧し、全線で運転を再開
1939昭和14年
- 9月
- 二軒茶屋駅~市原駅間、複線から単線に変更
京福電気鉄道時代
1942昭和17年
- 8月
- 京福電気鉄道株式会社が鞍馬電気鉄道株式会社を合併
1944昭和19年
- 11月
- 山端駅~二軒茶屋駅間、複線から単線に変更
1954昭和29年
- 6月
- 山端駅を宝ケ池駅に名称変更
1958昭和33年
- 4月
- 宝ケ池駅~岩倉駅間を再度複線に変更
1964昭和39年
- 1月
- 二ノ瀬駅~貴船口駅間で列車正面衝突事故発生
1978昭和53年
- 10月
- 集電方式をポールからパンタグラフに変更、日本最後のポール集電
1981昭和56年
- 10月
- カテナリー化完成
1983昭和58年
- 12月
- CTC(列車集中制御装置)、PTC(プログラム式自動列車運行制御装置)、列車無線化実施
叡山電鉄時代
1985昭和60年
- 7月
- 叡山電鉄株式会社設立
1986昭和61年
- 4月
- 京福電気鉄道株式会社より分離し営業開始
1988昭和63年
- 11月
- ATS(自動列車停止装置)使用開始
- 12月
- 一部列車のワンマン運転開始
1989平成元年
- 9月
- 京都精華大前駅開業
1990平成2年
- 7月
- 木野駅移転
- 9月
- 岩倉駅~二軒茶屋駅間を再度複線に変更
1993平成5年
- 4月
- 新社章制定
1994平成6年
- 11月
- 開通から走っていたデナ21形車両さよなら運転
1995平成7年
- 8月
- デナ21形鞍馬駅展示保存除幕式
1996平成8年
- 4月
- 1日乗車券「えぇきっぷ」発売開始
1997平成9年
- 10月
- 900系車両(展望列車「きらら」)運用開始
1998平成10年
- 9月
- 900系車両(展望列車「きらら」)が鉄道友の会よりローレル賞を受賞
1999平成11年
- 3月
- 鞍馬駅に発車メロディー導入
2000平成12年
- 10月
- 鞍馬駅が「第1回近畿の駅百選」に認定
2002平成14年
- 3月
- 市原駅での折り返し運転開始
2003平成15年
- 11月
- 「京の奥座敷貴船もみじ灯篭」初開催
2004平成16年
- 1月
- 全列車のワンマン運転開始
2008平成20年
- 10月
- 駅ナンバリング導入
2013平成25年
- 6月
- 「悠久の風~南部風鈴によせて~」初開催
2014平成26年
- 4月
- 「青もみじのトンネル徐行運転」初開催
2016平成28年
- 3月
- ICカードシステム導入
- 7月
- 「七夕伝車(でんしゃ)」「深緑のライトアップ」(2017年からは「青もみじ七夕ライトアップ」に名称変更)初開催
2018平成30年
- 9月
- 台風21号の影響により設備等が損傷。台風通過後も終日全線で運転を見合わせ
- 10月
- 台風21号の被害により運休していた区間がすべて復旧し、全線で運転を再開
- 12月
- 宝ケ池駅~市原駅間が開通90周年を迎える。「鞍馬線開通90周年事業」開始