こども110番の駅

安心で安全な駅へ・・・「こども110番の駅」の取り組み

「こども110番の駅」では、不審者(犯人)から逃れるために逃げ込んできたこどもの安全を確保します。また、犯罪発生時のみでなく、日頃から安全への配慮を心がけ、安全な地域づくりに貢献するとともに、こどもにとって楽しく、フレンドリーな駅づくりを目指します。
「こども110番の駅」のステッカーを見て、こどもが駅に助けを求めにきた場合、こどもを保護し、こどもに変わって110番通報を行うなどの対応をとります。
叡山電車では、出町柳駅と修学院駅で実施しています。

1.こどもたちが避難しやすい環境づくり

こどもたちとのコミュニケーションを大切にします。登下校時に姿を見かけたら声をかけるように努めます。
こどもの目から気付きやすい位置にステッカーを掲出します。

2.こどもが避難してきた場合

こどもを事務所内に入れ、安全を確保します。
こどもを落ち着かせて、やさしい応対で接します。
丁寧に何が起きたのかを聞きます。
※こどもの状況にあわせて対応します。
※こどもの興奮がおさまらないときは、親になった気持ちでやさしく接します。

3.事件の疑いがある場合

事件の疑いがある場合(例えば、誘拐、痴漢等)には、110番通報を行います。
警察が到着するまで、こどもを待機させます。

4.事件の疑いがない場合

思いやりをもってこどもに接します。
状況を判断し対応します。(例えば、保護者、学校などへの連絡や救急車の手配等)
こどもの心理状況やプライバシーに配慮して対応します。
※助けを求めにきたこどものことや、その内容をむやみに他人に話しません。
※「こども110番の駅」は危険を冒してまで、不審者(犯人)を追跡したり、取り押さえたりするなどの対応は行えません。