叡山電車では、2019年3月31日(日)から岩手県を走る三陸鉄道のカラーリングを施した車両を期間限定で運行しています。
三陸鉄道は、日本初の第三セクター(公企業と私企業が共同で出資した企業)の鉄道で、岩手県のリアス線(久慈駅~盛駅間)を運行しています。2011年3月11日に発生した東日本大震災では、運行できない区間が多数発生するなど甚大な被害を受けましたが、2014年4月6日に全線で運行を再開しています。
2019年3月23日(土)、これまでの北リアス線(久慈駅~宮古駅間)、南リアス線(釜石駅~盛駅間)の間にあって、同じく東日本大震災の被害で不通となっていたJR山田線の宮古駅~釜石駅間が三陸鉄道に移管され、久慈駅~盛駅間の運行が一体となった「リアス線」が誕生。総営業距離は163kmとなり、第三セクター鉄道としては日本一の営業距離となりました。
しかしながら、同年襲来した台風19号の影響により、再び一部区間の運転休止を余儀なくされましたが、3月20日(金・祝)に復旧工事が終了し、全線での運行を再開されました。
当社では、2020年3月までとしていた「三陸鉄道カラー」車両の運行を延長することで、引き続き京都の地から応援していきたいと考えております。
【参考】
三陸鉄道と当社の繋がりは、2009年の「第5回えいでんまつり」で全国の鉄道をPRするコーナー「広がれ!鉄道ネットワーク」にご協力いただいたご縁から始まり、2013年より開催しているイベント「悠久の風~南部風鈴によせて~」におけるフォトコンテストなどを通じて連携を深めてまいりました。また、2018年の台風21号で当社が被害を受けた際には、三陸鉄道から社長が激励にお越しくださるなど、温かいエールを頂戴しております。
車両 | 712号車 |
---|---|
備考 | 運行時刻は日によって異なります。また、車両点検などのために運行しない日もございます。 |
リンク | 三陸鉄道ホームページ |